脳に重大な欠陥を負ったヨタモノ

TRPGとかTCGとか仮面ライダーとかソシャゲとか…

【DX3rdシナリオ】From the sea forthcoming fear

B級ホラー風味のダブルクロスシナリオです。
良く見かける展開をシナリオに出来たと思います。
「イケメンは死なない」とか愉快なプレイスタイルで楽しんでもらえれば幸いです。

推奨人数:3人(もっと多い場合は設定生やしてください)

 

トレイラー

 夏と言えば海。海と言えば水着、恋……そしてホラー

海洋の逃げ場のない状況の中、恐ろしき存在が襲いかかる。

ポロリもあるよ、ただしポロリするのは貴様の内臓だがなぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!

 

 

ハンドアウト

 

PC①用ハンドアウト

ロイス:大貫 彩香(おおぬき あやか) 推奨感情 P:慕情/N:不安

カヴァー/ワークス:

 キミはごく普通の高校生だ。自堕落な夏休みを過ごすキミは、幼なじみの大貫彩香からホエールウォッチングのツアーに誘われる。

「ハイパーカワイイ彩香ちゃんがアンタと海に行って上げるって言ってるの喜びなさい

幼なじみと過ごす23日のクルージングツアー、開幕

 

PC②用ハンドアウト

ロイス:クラーケン  推奨感情 P:執着/N:憎悪

カヴァー/ワークス:指定なし/指定なし

 キミはかつてクラーケンと呼ばれるジャームと遭遇した。キミたち家族が乗っていた船は破壊され、両親は海の藻屑と消えた。

時が経ち、世間が忘れたとしてもキミは臓腑を焼く憎しみを忘れたことは無い。そんな中、クラーケンと思しき海洋事故がN市で多発しているとの情報が入った。

過去との決着をつけるため、キミは自身を囮に船に乗り込んだ。



PC③用ハンドアウト

ロイス:クラーケン  推奨感情 P:執着/N:憎悪

カヴァー/ワークス:指定なし/UGN支部

 キミは、UGNN支部支部長を務めている。N市近郊では異常な頻度で海難事故が多発している。

その裏にはクラーケンと呼ばれるジャームの影がちらつく。そんな折り、UGN日本支部長からホエールウォッチングツアーの券を押しつけられる。

「仕事ばかりでは疲れるでしょう。雄大な自然の中、のんびり過ごしてください。ついでにジャームも駆除してください」

 

 

†オープニングフェイズ†

 

シーン1(PC1)

解説:

 ヒロインがPC1をホエールウォッチングに誘う。気合いで頷かせよう。

描写&セリフ

 キミは今、一人暮らしである。両親は海外旅行に行っている。

夏休みを自堕落に過ごすキミのために幼なじみの大貫 彩香が毎日やってきては料理を振る舞ってくれる。

もう、またお昼ご飯、カップラーメン食べたの 体に悪いよ

適当に話をしたら

それで、さ…。町内会の福引きでさ、クルージングのペアチケットが当たったんだよね。PC1は暇してるでしょうし、スーパーカワイイ彩香ちゃんが、い、一緒に行ってあげてもいいわよ

(後は流れで)




シーン2(PC2)

解説:

 PC2が乗っていた船はクラーケンにより大破。生き残ったのはPC2だけ。

描写&セリフ

 キミは夢を見ている。凄惨なる記憶、人生を激変させた、忘れることの出来ない悪夢だ。

 その豪華客船に乗っていた理由は今となっては思い出せない。しかしながら、その船が怪物によって破壊されたことは覚えている。

突然、海より現れた悪夢のような巨大な触手は、激しく船を打ち据えた。海に落ちた人間を無数の触手で捉えては、無慈悲に全身の骨を折り砕き、深海へと引きずり込む異形の化け物。

両親の断末魔が、耳から離れない。

両親の無残な姿が、まぶたの裏に焼き付いて離れない。

 キミが、かの怪物に殺されなかったのは如何なる理由なのか、今となっては分からない。単純に気づかなかったのか、あるいは…。

 キミは薄暗い自室で目覚める。馴染みの情報屋から短いメールが来ている。

N市にてクラーケンと思しき事件が発生した

 



シーン3(PC3)

解説:

 困ったときの霧谷さん。いつもの支部長ポジ。

描写&台詞

 冷房の良く効いた執務室。PC3の秘書が、お茶と菓子を置いて出て行くとUGN日本支部長、霧谷雄吾は切り出した。

お忙しいところ、ありがとうございます。PC3支部

このところ、N市では異常な頻度で海難事故が起きていると聞きます

我々の手の届かない海上で事故を装い、船舶を襲撃する手口からクラーケンと呼ばれるジャームの仕業とみて間違いないでしょう

「一刻も早い解決を望みます」

「さて、話は変わりますが、日頃の感謝を込めてPC3支部長のためにクルージングツアーを企画してみました」

「ツアー中、たまたま件のジャームと遭遇してしまうかもしれませんが、行って頂けますね

(後は流れで)

 

 

 

 

†ミドルフェイズ†

シーン4(全員)

解説:

 自己紹介ターンNPCの数は割と適当で。

 

水谷明(クラーケン)

 人当たりの良いおじさん。40歳くらい。

人間の恐怖に凍る表情が何よりも好物の異常者。

そのためには殺人すら厭わず、何隻もの船を沈めてきた。

 

田中 照子(おばさん)

 B級ホラーでよくいるオバサン。うるさく騒ぎ立て雰囲気を盛り上げる駒。

 

中川 みゆき(おっぱい)

 ツアーガイド。そのバストは豊満であった。

 

描写:

 一時間もすれば、360度どこを見ても陸地が見えない大海原。天気は上々。最高のクルージング日和だ。

 船内の様子にも慣れてきたところで、ツアーガイドによって客は船内ロビー(談話室でもあり食堂でもある。10人の人間がゆったりとくつろげ る、船内最大の部屋)に集められ自己紹介が始まる。

ツアーガイドの中川の、若々しくはつらつとした挨拶と整った容姿から場が華やぐ。

 続いて、どこにでもいそうなオバサンが、若干、鼻に掛けるような挨拶をする。

田中照子です。今回は都会の喧噪から離れてゆっくりするためにツアーに申し込みました。よろしくお願いします

そして、自称自然好きなオジサン、水谷明が自己紹介を済ませる。

水谷明と言います。今日は雄大な自然の中、ゆっくりと好きなものを鑑賞するために来ました。短い時間ではありますがよろしくお願いします

 ほかの10人に満たない客たちも、同様に簡単に自分の名を名乗る。

そして、大貫 彩香が礼儀正しく自己紹介を済ませた。




シーン5(PC1)

解説:

 それぞれが思い思いの時間を楽しむシーン。楽しければ楽しいほど、それが壊れるカタルシスは増大するのだ。彩香が見た大きな生き物は、クラーケンの従者。チラ見せしてこれからの展開をPLたちにそれとなく教える感じ。

描写&セリフ

 水着姿の大貫 彩香が海に飛び込むと大きな水柱が上がった。

PC1も来なさいよ 楽しいわよ」彩香のはじける笑顔がまぶしい。

クルーズは一旦航行を止め、乗客たちは釣りや海水浴など思い思いの時間を楽しんでいる。

水谷は誰か釣りしてる人やホエールウォッチングしてる人に絡みに行く。

「海、良いですよね。ここには人はいない、手つかずの美しさがあります」

「誰にも邪魔されない場所で、ゆっくりと好きなものを鑑賞する。至福の時ですね」

(適当に楽しんだら)

素潜りに興じていた彩香が悲鳴と共に浮上してくる。

「な、何か、大きな生き物が 見たことも無いような」おびえた彩香はPC1に抱きつく。

誰かが確認しようと潜っても何も発見できない。田中照子(おばさん)が「見間違いじゃないのかしら」と若干非難する。





シーン6(PC2)

解説:

 サスペンスシーン。今回、戦闘をするつもりはないので、PCたちの描写だけで助けることが可能(もちろん、戦闘を行っても構わない)。

 思う存分、かっこつけてもらいましょう。触手を撃退したらシーン終了。田中さんはこのためだけに配置しているキャラなのでバキバキに畳んじゃいましょう。

描写&セリフ

 陸から離れ、星々が綺麗に輝く頃、キミたちは甲板でのナイトパーティに参加している。

満天の星空の元、涼やかな風が頬をなでる。キミたちが今日とれたばかりの海の幸に舌鼓を打ち、談笑に花を咲かせていると、田中照子が訝しげに眉をひそめた。

「あら あちらを見ていただけます 先ほどから海面が泡だって…」

田中が指さす先、確かに海面から絶えず泡が浮き上がってくる。その数は急速に増え、

SPRAAAAAASH!!

飛沫を巻き上げ、海面を割って現れたのは、1本ずつが長さ5mを優に超える猛り狂う触手群

「「「アイエエエエエエ!?」」」

乗客と船員の混乱と恐怖の地獄めいた阿鼻叫喚

 

タコやイカにも似たそれは、腰が抜けてへたり込む彩香に殺到する

瞬時に、彩香の豊満なバストを強調するように巻き付く

「ンアーッ」彩香が恐怖の悲鳴を上げる

 

タコやイカにも似たそれは、腰が抜けてへたり込むツアーガイドの中川に殺到する

瞬時に、中川の豊満なバストを強調するように巻き付く

「ンアーッ」中川が恐怖の悲鳴を上げる

 

タコやイカにも似たそれは、腰が抜けてへたり込むおばさん、田中照子に殺到する

「アイエエエエエエ!?」中川が恐怖の悲鳴を上げる

瞬時に中川の体に巻き付いた触手は、万力めいた剛力で彼女の全身の骨を砕き折る

「アバーッ」ナムアミダブツ 一瞬にしてゴアめいた死体となった田中は甲板に無造作に投げ捨てられる







情報収集シーン

 

クラーケン

〈情報:UGN、裏社会〉8

海上で突然現れ、海難事故に見せかけ船を破壊し、乗客を殺害するジャーム。

UGNの力が及びにくい海上を主な狩り場にしており、その性質の卑劣さと、時として大型タンカーさえも沈没させる強大な力から非常に危険視されている。

pc2は数少ない事件の生存者である。pc2の証言から件のジャームはクラーケンと名付けられたが、未だに討伐の報告は無い。

 

〈情報:噂話〉8

ここ10年ほどから噂されるようになった怪談。

曰く『凪で船が進まず、やがて海面が泡立つなら、それはクラーケンの出現を覚悟すべき前触れである。姿を現したが最後、この怪物から逃れる事は叶わない。

たとえマストによじ登ろうともデッキの底に隠れようとも、クラーケンは船を壊し転覆させ、海に落ちた人間を1人残らず喰らってしまうからである。』

古くからある伝承ではあるが、最近の不可解な沈没事故から船乗りたちには恐れられている。

 

乗り合わせた乗客および船員

〈情報:UGN8

善良な市民たちに見えるが…。

パニック状態寸前。海上という閉鎖空間の中、極限状態にさらされた精神は容易く崩壊するだろう。

N市の支部では目下全力で経歴を洗っている。




シーン7(PC1)

解説:

 ヒロインとの絡み。適当にロイス関係のモチベを上げたらシーン終了。

描写&セリフ

 事態は何も解決していない。しかし「ここは一度、頭を落ち着けるためにも寝よう」水谷の提案で乗客たちは一旦自室に戻った。

PC1の部屋のドアが唐突にノックされた。

「あ、私私。彩香。驚かせちゃってごめんね」

「あんな事件が起こった後だから不安で。pc1と一緒なら安心できると思って」

(幼なじみらしいエピソードとか)

「昔、私を守ってくれるって約束したわよね。こんな時くらい甘えさせてくれてもいいじゃない」普段の彩香がまとう自信満々な雰囲気は今は無い。年相応の少女の不安が垣間見える。




シーン(PC3)

解説:

 クラーケン、乗客(水谷)を調査することで発生。PC3の秘書から《声なき声》によって連絡が入る。

描写&セリフ

 キミの脳内に、直接呼びかける声が聞こえてくる。キミの秘書からの《声なき声》だ。

「先ほどの触手群は、ブラム=ストーカーシンドロームの従者のようなものだと判明しました。これは通常、生み出したオーヴァードから一定の距離以上は離れられない傾向にあります」

「この性質とこれまでの事件の傾向を推測するに、この手の異常者が好むのは、船の中に自身も乗り込み殺戮を楽しむことではないでしょうか」

「その船内にクラーケンはいます」

「そして、乗客の名簿と顔を調べたところ、水谷明は名前さえ違うが、過去何回かクラーケン事件で沈んだ船に同じ顔の人物が乗船していることが分かりました」

「彼がクラーケンと見て間違いないでしょう」

 

 

シーン(PC2)

解説:

 ついにクラーケンの正体がばれる。水谷&触手との戦闘。

PCたちの5m前方に触手A、B(下記参照)を、更に5m前方に水谷(データはEXジャーム:植物『上級』P144

戦闘終了時、PCからの攻撃で水谷は船から海に落ちる。事件は解決したかに演出してかまわない。

セリフ&描写

 誰もが寝静まった深夜。月光が淡く世界を照らす中、水谷は甲板で海を眺めながらビール缶を傾けていた。

大自然の美しさに、ほうと大きく息をつく。

「一杯どうです、皆さん

「月と海を肴に飲む酒も美味いものですよ」

水谷は振り返らずにキミたちに問いかける。

「触手に襲わせたのは、気まぐれさ。ただ、何となくその方が皆怖がってくれると思ったから」

キミたちに対して、ゆっくり振り返ると、今までの態度と変わらぬ人当たりの良い笑顔を向ける。

pc2君には見覚えがあると思ったが、そうかあの時の子か…。いやぁ、大きくなったね」

「キミの顔が余りにも面白かったから気まぐれに見逃して上げたのを、今思い出したよ」

「キミたちはホエールウォッチングのつもり出来たのかもしれないが、私は違う」

「恐怖におびえ絶望の中で息絶えるキミたちの姿をウォッチするために来たのさ」

現実を侵す悪夢の触手が海から迫り出し、キミたちと水谷を遮るように現れる。

 

 

 

†クライマックスフェイズ†

 

解説:

 描写を読み上げてから衝動判定を行い戦闘開始。

PCたちの5m前方に触手a、b、c(従者)を、更に5m前方にクラーケン

描写&セリフ

 “クラーケン水谷明を倒し、帰路につく船の前方が突如として泡立つ

瞬間、

SPRAAAAAASH!!

波間を割り、姿を現したのは異形の怪物

人間のようにも見える10mを優に超える体躯に、タコにも似た頭部

うろこに覆われたゴムのように見える体、前足と後ろ足には大きなかぎ爪、背中には大きな翼が生えていた

存在そのものが正気に対する挑戦 その姿はまさに、船を破壊し、海に落ちた人間を一人残らず喰らう悪夢の伝承、クラーケン

顔面に生えた無数の触手を震わせ、この世ならざる絶叫を上げる

「「AAAAAARRRRGGGHHH……!!!」」

キミたちのネレゲイドが急激に活発化していく

 

データ

 

ブリード:トライ

シンドローム:キュマイラ/エグザイル/ブラム=ストーカー

コードネーム:クラーケン

 

能力値 技能

【肉体】10 <白兵>10、<回避>5

【感覚】6 <知覚>6

【精神】6 <意志>6

【社会】4 

HP106 【行動値】18

装甲値:10(《究極獣化》込み)

侵蝕率:180%(ダイス+5個)

 

取得エフェクト

▼キュマイラ

《イージスの盾》3、《完全獣化》3、《軍神の守り》3、《獣の力》3、《破壊の爪》4、《ハンティングスタイル》5、《鋼の肉体》3、《魔獣の咆吼》3、《竜燐》3、《究極獣化》3、《アルゴスの眼》3、《鬼の一撃》3

《獣の殺意》4、《獣の瞳》3、《セントールの脚》4、《吹き飛ばし》5、《復讐の刃》3、《魔獣の証》3、《不死なる獣》6、《鷹の翼》3

▼エグザイル

《異形の祭典》5、《伸縮腕》3、《デビルストリング》3、《吸収》4、《自動触手》3、《異世界の因子》3

▼ブラム=ストーカー

《血の宴》4、《夜魔の領域》3、《赤色の従者》6、《声なき者ども》4、《鮮血の一撃》6、《不死者の血》3

 

▼一般エフェクト

《コンセントレイト:キュマイラ》3、《生命増強》2、《巨神獣化》3



◆コンボデータ

《獣の力》+《鬼の一撃》+《獣の殺意》+《吹き飛ばし》+《鮮血の一撃》+《伸縮腕》+《コンセントレイト:キュマイラ》(+《血の宴》)

タイミング:メジャー

技能:〈白兵〉      ダイス:27

クリティカル値:7     対象:単体         射程:視界

攻撃力:+33

 

解説:

《完全獣化》《破壊の爪》《究極獣化》後。「対象:単体」「射程:視界」に白兵攻撃。判定は〈白兵〉、ダイス22個、クリティカル値7。攻撃力+33

ダメージロールのダイスに+3個。対象がガードした場合、攻撃力をさらに+10。ドッジのダイス-5個。1点でもダメージを与えられた場合、対象を10m移動させる。

シナリオ4回まで《血の宴》を組み合わせて「対象:範囲(選択)」に変更可能。シナリオ1回まで《異形の祭典》を組み合わせて「対象:6体」に変更可能。




▼従者

 

【肉体】3

【感覚】3

【精神】3

【社会】3

HP40 【行動値】8

装甲値:0



◆コンボデータ

《獣の力》+《伸縮腕》+《吸収》+《コンセントレイト:キュマイラ》

タイミング:メジャー

技能:〈白兵〉     ダイス:8

クリティカル値:7    対象:単体         射程:視界

攻撃力:+18

 

解説:

《破壊の爪》《完全獣化》後。「対象:単体」「射程:視界」に白兵攻撃。判定は〈白兵〉、ダイス15個、クリティカル値7。攻撃力+18

1点でもHPダメージを与えた場合、そのラウンドの間、対象が行うあらゆる判定のダイス-4

 

■戦闘プラン

▼水谷明

 最初から《完全獣化》《破壊の爪》《究極獣化》《セントールの脚》《鷹の翼》を発動してる。《血の宴》込みのコンボでPCが多いエンゲージを攻撃。

《イージスの盾》《復讐の刃》《竜燐》を適宜使い分けてカウンターするなり、ダメージを軽減する。行動が終わったら《夜魔の領域》で再行動。

致命傷になる攻撃は、《不死なる獣》で軽減、HP0になったら1度だけ《魔獣の証》で復活。データ的にはほぼフェンリル

 

▼従者

 吸収でいやらしく攻める。ミドルフェイズで余りにもあっさりやられた場合、従者を4体に増やして、PCたちとの間に2体、水谷のエンゲージに2体配置してもいいかも。

その際は、従者は《軍神の守り》で水谷をカバーリングしても構わない。

 

 

 

†エンディングフェイズ†

PLたちの要望を聞いて、それに沿うように演出を。



後記

 本シナリオは、「ひきだしの中身」掲載のホラーウォッチングを参考に作成しました。クルージングツアーの参考になるばかりか、シナリオ自体も素晴らしい出来なので一読をおすすめします。船の名前や彩香たちの住む街についてシナリオの展開ではあまり重要では内ので、きっちり詰めてませんが、そこは回すときに加えていただければ、味わいが増すのでは無いかと思います。

 TRPGなのでPCたちの行動によっては、水谷の正体が即座にバレて詰められるかもしれません。そんなときは、アドリブで頑張ってください。いきなり戦闘に突入しても良いですし、NPCをさらって逃げるとか、展開に合わせた動きをその場その場で考えて頂ければと思います。

 ミドルフェイズで突然、ニンジャスレイヤーめいた描写になってますが、単純に私の趣味です。

 

 

参考文献

クトゥルフの呼び声シナリオ・ホラーウォッチング